今回の記事ではMirrativで高画質配信をするための設定について紹介します。
配信のアカウントの設定などはこちらをご覧ください。今回の記事はその設定です。
使用するもの
インストールの方法はこちらの記事をご覧ください。
OBSで高画質配信をするためにはしっかり設定することが大事です。この記事で紹介する設定はあくまでも一例なので、自分に合った設定などを見つけていきましょう。
また、高画質で配信しようとする場合は求められるPCのスペックや通信環境等が高くなります。
高画質配信する設定
映像
出力解像度
Mirrativでは、他のサイトに比べて画質の上限が低いことが特徴です。しかし、設定を上げすぎると配信が切断されてしますので、いかに上限ギリギリまで設定を上げるかが重要です。
それを踏まえ、おすすめする画質は1152×648の30fpsです。
設定→映像のタブの出力(スケーリング)解像度が1152×648でFPS共通値が30になっていれば大丈夫です。
出力
たとえ画質を高くしていても出力の設定をしなければ高画質で配信することはできません。
まずは、設定→出力のタブの一番上にある出力モードを「詳細」に変更しましょう。
すると「基本」の時よりも細かく設定することができます。
エンコーダー
グラフィックボードを積んでる場合、エンコーダーはグラフィックボードを使うことをお勧めします。
×264はCPUが使われるのでNVIDIA NVENC H.264を使います。(ミラティブでは×264の方が画質は綺麗ですが、ゲーム配信などのCPU使用率が上がりそうな場合はグラフィックボードを選択すると良いです。)
レート制御
この設定はそのままCBRを使いましょう。
CBRというのは固定ビットレート方式で、ビットレートを高めの値に設定しておくことで高画質の動画を撮影出来ます。常に同じビットレートを消費し続けるので動きの少ないシーンでは無駄に容量を消費しますが、一番安定します。
MirrativではCBRが推奨されています。
キーフレーム間隔
初期設定では、0秒(自動)になっているので2にしましょう。
この設定は直接画質とは関係しませんが、安定性に影響します。
Mirrativでは2秒が推奨されています。(2秒じゃないと落ちます。)
ビットレート
ビットレート(bitrate)とは1秒間あたりのデータ量のことで、ビットレートが少ないと少ないデータ量で動画を構成し、配信することになるため綺麗さに影響します。
Mirrativの推奨は500~1000kbpsとなっていますが、2500kbpsまで上げることができるので、使用している回線の速さで決めましょう。
下記のサイトで自分の回線速度を調べることができます。
最初にダウンロードの値が出てきて、詳細を見るをクリックする事でアップロードの値を確認することができます。
1Mbps=1,000kbpsとして考えましょう、この時回線速度が満たしていない場合は画質を下げる必要があります。
プリセット
プリセットは上にいくほどCPU使用率が上がります。下のほうにすればCPU使用率は下がりますが、ブロックノイズが増えて画質は落ちます(画質が荒くなる)なので、始めは「Performance」で配信し、CPU使用率を見て変更するといいと思います。
プロファイル
Mirrativでは「baseline」がおすすめされているので、「baseline」を選択しましょう。
心理視覚チューニング
この設定は画像の乱れを減少させるので「オン」にしましょう。
GPU
この設定はグラフィックボードを2枚以上積んでいる場合のみ変更してください。1枚の方は0のままで大丈夫です。
最大bフレーム
Bフレームが多いほど圧縮率は高くなりますが、増やしすぎると画質を損なってしまうので「2」のままで大丈夫です。
お疲れ様でした。これで高画質で配信する設定は完了です。よい配信ライフを